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リストマーク SHIROBAKO秋祭りに参戦してきました!(現地レポ後編) 

2015年10月27日 ()


アニヲタばっかり数百人が不思議な踊りしてる光景は傍目にはやばそう……でも楽しかった


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前回の記事に引き続き、「SHIROBAKO秋祭り」のレポになります。








2回目のトークショーは、キャストトークショーということで、メイン5人の声優さん(木村珠莉さん(宮森あおい役)佳村はるかさん(安原絵麻役)千菅春香さん(坂木しずか役)髙野麻美さん(藤堂美沙役)大和田仁美さん(今井みどり役))+葉山いくみさん(安藤つばき役)山岡ゆりさん(矢野エリカ役)が登壇。






7人とも祭りに相応しく浴衣姿でした!なんと貴重な……!(`・ω・´)








浴衣はそれぞれ声優さんご本人が選んだとのことで、木村さん(真ん中)はドーナツっぽい絵柄のものを選ぶなど、キャライメージに合ったものを選んだとのこと。ただるるきゃん(=佳村さん。木村さんの右隣)だけは、「絵麻があんまり着そうにないちょっと派手なのを敢えて選んでみました」とのことで、一同から「ギャルっぽい」といじられてました。








トークのお題はまず「自分と、自分の演じたキャラの似ているところ。」

葉山さん「安藤はアニメ好きでアニメ業界に入ってきた娘なので、自分の好きなものに突き進んでいくところは似てるかも」
千菅さん「酔っ払ってクダまいてるところなんかはまさに自分かも……」
るるきゃん「絵麻って結構ネガティブになったりするところがあるじゃないですか。そういうところは似てるかも……。あと、ずかちゃんみたく一人で「何でだよも~」とか言葉にならない呟きを発したりしてます。帰り道とか……。」(他キャスト「な、悩みがあったら相談してね……」)
木村さん「あんまり似てないけれど……よく独り言を言ってるところですかね?」
山岡さん「私とエリカは全く真逆なので全然似てないですね……エリカは頼りがいのあるしっかりした娘だけれど、私はポンコツキャラで売ってるので(笑)逆にエリカのようなしっかりした人だと思われてしまうと営業妨害なレベルです(笑)」









続いてのお題は「SHIROBAKOのメンズで好きなキャラは?」
メイン5人組は前回のイベントで話してたこともあり、葉山さん山岡さんの2人に聞くことになったのですが、葉山さんは「下柳さんと遠藤さん」、山岡さんは「太ってる時の本田さんと、ケメコを愛でてるときの平岡」。







下柳さんと遠藤さんをセットで挙げる葉山さんに対しては、他のキャストから「えっ、葉山さんってそっち系の人だったんですか!?」「もしかして葉山さんの安藤さんの似てるところって……」などと総ツッコミがw



山岡さんの方は「本田さんはやっぱり太ってる時じゃないと、……痩せちゃってからは全然ダメです!」とのこと。前回のイベントで激しく木下監督推しだったるるきゃんといい、ああいう体型の男子の方が人気があるのか? (;´д`)









そしてそのまま「じゃあ自分が男だったとしたら付き合いたい女子は?」という流れに。
キャスト勢の答えは……


山岡さん瀬川さん。やっぱり胸が大きいほうがいいでしょ!?」
大和田さん矢野さん。ああいうちょっと怖い系女子が、自分にだけ頼ってくれるってのが良いと思う!」
るるきゃん「私も同じような理由だけど興津さんかなあ。凄く攻略のハードル高そうだけど、ああいう人が自分の前でだけ一人の女の子ってのが良いと思う。あと、「由佳に相応しい男になる!」と思って自分が磨かれそう」
葉山さん「二人と同じような方向性だけど綸子さんかな……」
山岡さん「ギャップ萌え女子が人気だね。まとめると女子はギャップと胸が重要ってことだね!」






そうこうしているうちにあっという間に時間に、ということで退場の準備を始めるキャスト達でしたが、そこでなんとサプライズ。なんとイベント当日は髙野さんのお誕生日ということで、ケーキが運ばれてきてバースデーソング合唱!












髙野さんの今年の抱負は「年相応」だそう。
しかしながら、その後すぐにケーキを手で食べようとしていて他のキャストから「年相応でしょ!年相応!」と突っ込まれるという。


メイン5人組はイベント当日朝が早かったので前乗りしていたそうなのですが、前夜夜遅くまで食事会をしていて、誕生日の瞬間は路上で迎えた……といったエピソードが披露されました。しかもその後夜2時~3時までみんなでUNOをしていたとか…… キャスト同士仲が良いのはいいけど、夜更かしはほどほどに、、








さて、3回目のトークショーのレポの前に、グランドスクエアの方で撮影したキャラパネルの写真を貼り付けていこうと思います。
まあ横浜のイベントでも撮ったんだけどね。







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グランドスクエアでは時間帯によってはミムジー&ロロの写真撮影会もやってましたね。
かなりの人気コーナーと化していていつも列ができてました。
他にも私は参加してないのですが輪投げコーナーとかもあったりして、かなり盛りだくさんのイベントだったのではないでしょうか。








そして3回目のトークショーは「スタッフ&キャストトークショー」ということで、今まで登壇したスタッフ&キャスト勢ぞろい。後、トーク封印するはずのワーナーの川瀬Pも登壇。
前半はキャストからスタッフへの質問、後半は会場の参加者からキャスト&スタッフへの質問という流れでした。





まず前半の方。キャストの質問者はそれぞれ誰だったのか控えてなくて失念 (;´д`)






(キャストからの質問:)作中の丸川社長はとっても優しいですけれど、逆にアニメ会社の社長が怒るのってどういう時ですか?

堀川社長「アニメ会社でいうとやっぱりデスクが軍曹ポジションで、現場をしめてかかるから、怒るのはデスクの役割なんですよね。ムサニでもそうだけれど、本田君がちゃんと怒ってるから、社長は怒らずに済む。逆に社長が怒るのは、デスクやラインPが怒るべき時に怒らなかった場合ですかね」





(キャストからの質問:)ぶっちゃけ、私達の第一印象ってどうでしたか?

ナガッチョ「うーんこれは(笑) いや、皆さんをキャストとして選んだことは、自分達の選んだ結果でもあるし、最高の結果を残してくれたと思うので何も言うことはないけれど…… でも、ラジオとかイベントの回しは正直危うく感じるよね、君達!?特定の誰がという訳じゃないけど(笑)」




(キャストからの質問:)みなさん、仕事から気分を切り替えるリフレッシュ方法や趣味などはありますか?

堀川社長「いや、僕は特に無いね…。(キャストからの、アイスクリームお好きなのでは?というフォローに対して)まあ、あれは食べてるだけだから。お腹が減っていると人にも優しくなれないので、甘いものを食べてお腹を満たして仕事に臨むようにはしてるけどね」
ナガッチョ「僕はゲーセンですかね。ボーダーブレイクというゲームをやっていて、「松前緒花」という名前でやっているので、見かけたら「コイツか!」と思ってください(笑)」









そしてここからは会場からの質問コーナーへ、ということでかなり黒い質問が多めに……w








Q:SHIROBAKOの予算は、製作委員会が集めた予算の範囲に収まったのですか?

ナガッチョ「ぶっちゃけていうとオーバーですね」
堀川社長「最近は、現場の方から決められた予算や工数を守ろうという意思があまり感じられないから困るね……。一番酷いのだと、XXXXXXXXX(ここも具体的な作品名が挙がりましたが伏せます。PAワークスの過去作品)の監督さんで、「まあ、会社からはこう言われてますけれど、リミッター外して良い物作りましょう!」と言い切ってしまったという(苦笑)」
川瀬P「一応言っておくと、あくまでも当初集めたお金の話であって、SHIROBAKOに関してはプロジェクト全体ではおかげさまでクリエイターの皆さんを食わせられる状態になってますので。ご心配なく」






Q:劇場アニメと地上波アニメはどちらが作りやすいですか?

堀川社長「現場の人間的には地上波アニメの方が好きかな。リアルタイムで反応が来るのが面白いね。二十何話とかの、本当に万策尽きそうになってるところで、「面白かった!続きが気になる!」という声を聞くと、本当に励みになります。劇場アニメは反応が返ってくる時にはもう作り終わってしまってるからね」
川瀬P「製作会社的な目線では、劇場版はハイリスク。地上波アニメだと、円盤が何巻も出て長いスパンでお金を回収できるところを、1本だけの円盤で回収しろと言われても、そりゃ無理だよ!っていうところはあるよね。ただ最近では地上波アニメの方もだいぶ当たり外れが激しくなってきたので、劇場版とそう変わらないと言えるかもしれないね」









Q:SHIROBAKOで好きなシーンを教えてください。

川瀬P「最終話の長野のカーチェイスのシーンかな。水島努監督とは長い付き合いだけど、本当にこのオジサン車好きだな!と思いました」
堀川社長「前にも話したけど、アニメーター杉江と若い人たちが協力してえくそだすっ!最終話を作り上げていくところですね」
ナガッチョ「三女の最終話の当日納品……の裏で、葛城さんやナベPとテレビ局の間で、最終話を当日納品にするための駆け引きがあったはずなので、そのシーンを妄想するのが好きです」
川瀬P「いやそれ描かれて無いじゃん!」



この質問はキャスト陣にも振られましたが、答えは大体横浜のイベントの時と一緒でしたかね。
木村さんが「ミムジーとロロのシーン全般」、理由は「最初はただの葵のお人形遊びだったはずなのが、だんだん独立したキャラとして巣立っていくのが演じがいがあった」と答えていたのが印象的でした。












Q:■■■■■さん(声優さん、現場では具体名が出ていましたが伏せます)が、円盤の売り上げと続編が作られるかどうかは無関係とおっしゃられてたのですが本当でしょうか?

ナガッチョ「答えづらいw否定したらその方が嘘ついてることになっちゃうじゃん!」
川瀬P「具体名は出さなくて良かったんじゃないのかな……結論から言うとこれはケースバイケースですね。作品によって、どの部分でビジネスしてるかが違うので。円盤以外のところの売り上げで稼いでる作品だったら、円盤が売れて無くても2期やりましょうとなることはあるしその逆もある。後は、どうしても1期の時と同じスタッフでやりたい作品の場合だと、うまくスタッフを集められるかどうかとかそういう問題もありますね」
ナガッチョ「ネットでよく「この作品は何枚しか売れなかったから続編ない」とか言ってるのを見かけますが、まあ大体間違ってますね。そもそも前提となる数字自体の精度が低い。ネットの情報に一喜一憂せず、少しでも声をあげたりグッズを買ったりしてくれると、それが続編につながります!」








ヒヤッとするような質問が出つつも、ナガッチョ氏がうまくまとめてくれた感じで3回目のトークショーも終了!





これで後はメインイベントの盆踊りのみ、会場で売られていたドーナツを食べて体力補給して備えます。











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ドーナツ付属のポストカード。
ドーナツ自体はポンデリングとかオールドファッションとかの普通のミスタードーナツでした。








だんだんと会場も夜へ…




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予定から少し後ろ倒しでの16時45分から盆踊りスタート。
最初一回練習ということでその場でみんなで踊ってみたのですが、ほとんどが踊れる人ばかりで、予定されていたレクチャータイムは無しでの盆踊りスタートとなりました。














↑この踊りを数百人のアニヲタが輪になって踊っているところを想像してみよう!!

















SHIROBAKO音頭、物凄い中毒性のある歌と踊りですね。私も踊っているうちにハイになってきました。さすが監督自ら振り付けしただけのことはある。

やぐらの上で踊るメンバーを変えつつ、曲5周くらい流したのかな?普段ロクに運動してないのでいい運動になりました (;´д`)


































盆踊りの後はまさかのミニライブ。
声優さん方が浴衣姿のまま、「Animetic Love Letter」と「プラチナジェット」を熱唱してくれました!
ライブあると思ってなかったので本当嬉しい。







ミニライブも終わると閉会式ということで、楽しかったイベントもついに終了……
閉会式でまで「水島努監督は今日のイベント来たがってたけど、ガルパン劇場版が火の車ならぬ火の戦車状態になっているので来られなかった」など爆弾エピソードが披露されるなど、最後の最後まで楽しませてくれるイベントでした!









唯一残念なのは二期発表が無かったことくらいかな……?イベント中にナガッチョ氏は「単純に二期をやればいいというものでもないと思ってるので」と釘を刺していましたが、ファンとしてはやっぱりこれだけ面白い作品なので、二期をやってくれることを期待しつつ、今後ともSHIROBAKOを応援していきたいと思います。






以上です!













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[2015.10.27(Tue) 22:14] アニメTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク SHIROBAKO秋祭りに参戦してきました!(現地レポ前編) 

2015年10月26日 ()

どんどんドーナツ(ry


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SHIROBAKOスペシャルイベントの記事でも少し触れていましたが、「SHIROBAKO秋祭り」がイオンモール幕張新都心グランドスクエア/豊砂公園で開催されましたので行って来ました。





場所が幕張と少し遠いこと、発表当初はいまいち何やるか分からないイベントだったこともあり、最初は及び腰だったのですが……結論から言うと行ってきてメチャメチャ楽しかったです。入場無料でこのクオリティのイベントをやれるとは凄い。




ということで、1日がかりの大イベントだったので前後編に分けてレポをしていきたいと思います。










まず開会式が11時半からということだったのでそれに合わせて海浜幕張駅に向かいます。
物販ガチ勢はもっと早く着いてたみたいですが、その頃はリハーサルなんかをしていて羨ましいことにリハを目撃できた人もいたようです。












普通の買い物客が大半のはずのモール内で、みゃーもりによるイベント開催案内ナレーションが流れたりしてて思わずテンションアップ。







開会式は半屋内のグランドスクエアで開催。
壇上にナガッチョ(インフィニットの永谷P)とメイン5人組の声優さん達が登場し、一言ずつ挨拶&今日のイベント概要の説明など。
さらに壇上にはミムジー(のコスプレイヤー)&ロロ(の着ぐるみ)も登場!










天気にも恵まれて最高のスタートを切りました。





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雲ひとつない晴天!
この突き出た屋根の下がグランドスクエア。








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で、メイン会場である豊砂公園の方はこんな感じ。
やぐらとちょうちんがかなり本格的!
何も知らない通行人からは季節はずれの夏祭りにしか見えなかったことでしょう。
協賛金が予想を超えて集まったので、イベントの設備などは当初想定よりかなりグレードアップしたんだとか。







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公園の後ろの方はこんな感じで、普通に遊んだりしてる親子連れがいたりしてカオスな感じになってました。






開会式終了後、モールでお昼を食べつつ待機していると、公園の方でスタッフトークショーが始まったので移動。
葉山いくみさん(安藤つばき役)、山岡ゆりさん(矢野エリカ役)の二人を交えつつ、ナガッチョ氏とPAワークスの堀川社長の二人がメインとなってトークを進めていきました。
スペシャルイベント時のトークショーと同じく、事前に寄せられた質問から答えていく形式。


今回のイベントは長丁場だったので、過去のレポと比べても特に記憶の乖離が激しいかも……行った人で「こんなこと言ってねーぞゴルァ!」というのがありましたらブログのコメント機能やツイッター等でご教示いただけると幸いです。








Q:オーディションの時、どういうポイントを見ているというのはありますか?

ナガッチョ「これに関しては、人によって見てるポイントが、例えば堀川さんと私でも違うんですね。自分の見てるポイントは人に知られたくないので、オーディションの時に使う、自分の採点した結果を書いたメモは誰にも見せず墓場まで持ってくくらいの勢いですけれども(笑)。あくまで自分の場合は、キャラの「勘所」のようなものを押さえているかを見てます」
堀川社長「変幻自在というか、ある程度こちらの求めるものに応じて演技を変化させられるかを見てます」
ナガッチョ「ちなみに水島努監督は、テープオーディション(録音データだけを聞いてオーディションする)で、声優さんの容姿とかの余計な情報を一切省いて、純粋に演技だけで役を決めようとする派ですね。
……スタジオでするオーディションと、どちらにも良い悪いはあって、ある監督さんは、演技だけだとどうしても印象に残りにくいので、自分の中で声優さんの顔と演技を結びつけてデータベース化しておきたいという気持ちなんでしょうが、必ず顔の見えるスタジオでオーディションをするんだそうです。お仕事でご一緒しましたが、その方男性の監督なんですけれども、新人の男性声優さんが沢山来るオーディションで、「新人さんが演技しづらいのでは」というくらい睨み付けるように見つめてましたね」








Q:えくそだすっ、第三飛行少女隊の2話以降を期待しています。こういうアニメを作ってみたい、あるいは逆に作りたくないというのはありますか?

ナガッチョ「正直三女は、一番作りたいんだけれども、一番作りたくないアニメでもあるって言えるかな。万策尽きてしまった(BD発売延期)し、TVシリーズにしてもまた万策尽きるのが目に見えてるので」
堀川社長「本当にアレに関しては申し訳なかったです。私の方で経験が足りず、ああいう3Dバリバリ使うアニメでどれくらい工数がかかるかを見誤ったというのが最大の原因です。監督は、(某戦車アニメの時の経験から)シナリオの段階で分かってたんだろうけど……、うまく隠してたってことなんでしょうね(苦笑)」
ナガッチョ「PAワークスさんにとっては初めての、3Dバリバリ使うアニメだったんでしたっけ。堀川さんって凄い温厚そうですけれど、昔は鬼制作って呼ばれてた人ですからね。その堀川さんをしても万策尽きてしまったと。僕が最初に堀川さんの会社(当時は越中動画本舗という商号)に仕事持って行くときなんか、周りから「お前みたいなチャラチャラした奴が行ったら怒られるぞ」と言われたくらいでしたから」







Q:佐藤さんのように、関係ない業界からアニメ業界に移って働いている人は多いですか?

堀川社長「うーん、あまりいないかな……。数で言うと1割くらい。この人いいなと思って異業種から採用しても、みんな辞めていっちゃうんだよねえ……」
ナガッチョ「「業界未経験だけれども来たい」って人は多いんですけれどね。私のツイッターでも、「インフィニットで新人採用してませんか?」みたいな質問は多いですし。そういう人って今何してるんだろうとプロフィールを見ると自宅を守ってる的な人だったりもすることも多いんですが……(苦笑)。あと多いのは、広告代理店とかの、関係なくはないけど遠巻きにアニメ業界を見ている業界から、アニメ作り面白そうなので来たいって人ですかね。
……ひとつ言えるのは、この業界、適当半分・真面目半分くらいの人の方が生き残りますね。真面目一辺倒の人はどこかでポキッと折れちゃう。今日もタローコスの人が来てくれてますが(※)、タローとか作中ではしょうもない奴みたいに描かれてるけど、あれくらいがかえっていいのかもしれない。」
堀川社長「実際タローだったら欲しがる現場は多いかもしれないですね。えくそだすっ!3話の1カットがカラーで上がらないままダビングに入ろうとしていて問題になったシーンがありましたけれど、逆にいうと1カットを残して他はカラーで上げさせる能力がある訳で(笑)」







※タローコスの人















Q:「SHIROBAKOを作ったことで、アニメ業界の外からどういう反響がありましたか?」

堀川社長「大学生になる娘から、ついこの間初めて「SHIROBAKO見たよ」っていうメールが来て。「お父さんが葵ちゃんみたいな仕事してたんだってこと分かった。何で家に帰ってこなかったのか分かった」って言ってましたね」
ナガッチョ「家族といえば僕も70近くなる両親から、どんな仕事してるのか、本当に何となくだけど分かったって言われるようになりましたね。SHIROBAKOでいうと葛城さんみたいな仕事してるんだって。厳密に言うと違うんだけど、もうそれでいいやって(笑)
後は、駅とかでよく話しかけられるようになりました。ナガッチョさんですか?って。元々割りと顔は売れてた方で、秋葉原のとらのあななんかで話しかけられることはよくあって、よくジョナサンでドリンクバーおごりながら話を聞いていたんですが。普通のところで話しかけられるようになったのはSHIROBAKOをやってからですね」








Q:万策尽きた/尽きそうになったことはありますか?

堀川社長「PAワークスでは三女までは一度も万策尽きたことはなかったね。個人的な経験では、エヴァ最終回(TVシリーズ)は本当に万策尽きかけた。あの作品は、監督が原作という特殊な作り方の中で、最後どうするか監督も悩みに悩んだ結果ああなった訳だけれども。最後は自分もセルに色塗るの手伝ったりしましたよ」
ナガッチョ「よその制作スタジオさんの作品だけれども、XXXXXXXXという作品で(現場では具体名が出ましたが流石に伏せます。ラノベアニメ)5話までOPが上がって来なかった時は本当どうしようかと思いましたけれどもね……。あと、放送4日前に万策尽きることが分かって、至急キャストさんに出演してもらって特番を組んだ作品もあったんですが、特番の内容を原作会社サイドに確認してもらう時間的余裕がなくて、仕方なく「責任編集 永谷敬之」という怪しいクレジットを載せてオンエアしたことがあります。責任編集ってなんだよという感じですが、要は全責任は俺が負うと」











最初のトークショーは以上のような感じでした。最初の方で「今回はKUROBAKOではなく爽やかなトークにしよう」と言ってたにもかかわらず、最後は作品の実名もあがったりして中々ブラックなトークでしたね~w

トークショーとトークショーの間がそれぞれ30分くらい空いてるので、「これ絶対暇な時間あるな」と思って、暇つぶし用の本とか持ってきてた訳ですが……実際は合間時間もやる事が多く暇つぶしは要りませんでしたね!盛りだくさんのイベントでした。

特に「原画回収スタンプラリー」は、広いイオンモールの中を行ったり来たりして結構時間を使いました (;´д`)





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↑こんな感じの原画袋を渡されて回収に走ります。それぞれのチェックポイントでは作中のキャラのスタンプ(判子)を押してもらいます。






原画は複製原画ですがこんな感じ。




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完走特典のランチョンマット。
そのままでは持ち帰れず折ってしまいましたが……





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同じインフィニット企画のそらメソの新宿イベント(レポはこちら)や洞爺湖アニメフェスタ(レポはこちら)とは違い生原画は配られませんでしたが、これはむしろ生原画を配る別の機会(=イベント)があるということだと思いたい……!!







と一旦レポ前編はここまでです。残りのトークショーや、アニヲタ数百人が踊り狂う奇祭「SHIROBAKO盆踊り」の模様は後編で!






















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[2015.10.26(Mon) 19:02] アニメTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク SHIROBAKOスペシャルイベント(夜の部)に参加してきましたレポ 

2015年09月21日 ()

やっぱSHIROBAKO良い作品だなーと再実感。




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9/20(日)に開催されました、SHIROBAKOのスペシャルイベント(夜の部)に行ってまいりました!






SHIOROBAKOという作品の人気さ加減を考えると、イベントチケット当てること自体、難しいだろうなあ……と思ってたら、まさかの当選、しかも1階のかなり前の方という神席を引いたこともあって、wktkしながら行って参りました。






場所は神奈川芸術劇場。横浜市の元町・中華街駅のすぐ近くですね。
イベント始まる前に中華街で少し腹ごしらえなどしつつ、時間に余裕をもって会場入り。







会場内のポスター等




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キャラクターパネル撮影はかなり混んでいて、列形成がされていましたね。10分待ちくらい? キャラクターパネルの撮影だけで並ばされたイベントは流石に初めてかも……




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物販の方は、「万策尽きた!!!扇子」が早々に売り切れてたようですね。自分も扇子はちょっと使ってみたかったので残念(´・ω・`)















開演5分前には、アニメイベントでは定番の、キャラクターボイスでの注意事項読み上げが。
最初、絵麻がたどたどしい感じで読み上げ始めて、途中から見かねたずかちゃんが交代を買って出る……という流れまでは良かったのですが、何故かずかちゃんもどもり始めて、とてもカオスな感じに(;゙゚'ω゚')








そして定刻の17時半にイベント開始。
キャスト出演者の5人(木村珠莉さん(宮森あおい役)佳村はるかさん(安原絵麻役)千菅春香さん(坂木しずか役)髙野麻美さん(藤堂美沙役)大和田仁美さん(今井みどり役)。)の挨拶からスタート。





トップバッターの木村さんはしょっぱなからロロボイスを交えて1人劇方式で挨拶するなど、芸達者っぷりを見せ付けてくれてましたね~。






挨拶が終わったところで、恒例の会場全員で「どんどんどーなつどーんといこう!」の掛け声。

なお、前回参加したイベント(第三飛行少女隊先行上映会→レポはこちら)では、この掛け声のために「マイドーナツ」を持ち込んでいる人が結構いたので、今回は自分もドーナツを持ち込んでいたのですが……









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なんと今回は会場でドーナツ型うちわを配布してくれてました。
リアルドーナツを持ち込んでない人でも参加できる粋な計らい。






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挨拶が終わると、アニメダイジェストの映像を流した後、トークショーへ。
キャストそれぞれの好きなシーンを上げていく方式でトーク。







まずトップバッターの髙野さんがあげたのは、「17話の美沙の「無駄なことなんてない」のシーン」
「数少ない美沙の活躍するシーンですが……」と若干の自虐を交えつつ語ってましたw




続いて千菅さん「瀬川さんの「今はまだ分からない。分からないからできない」のシーン」

ずかちゃん関連は名シーン多いだけに、あえての自キャラ以外から選んできたのが意外でしたね!






大和田さんは、「みどりの「怖いのは脚本家になれないことです!」のシーン」


「まっすぐに突き進むりーちゃんの原動力がここで初めて明かされて、自分にもグサッとささるものがありました」とのこと。






そして木村さん「最終話の、帰りの新幹線の中でのあおいの一人語りのシーン」


確かに、このシーンがあってこそラストのあおいの大演説につながる、隠れた重要シーンなんだよなあ……
木村さんほとんど泣きそうになりながら語ってましたね~。木村さんの相変わらずの涙腺の弱さにちょっと安心(?)





そして最後は、るるきゃん(佳村さん)、さて何をあげるかと思ったら……


「ランキング形式にしてみました!
3位 牢屋に入れられる木下監督
2位 舞茸さんとのキャッチボールでえくそだすっ!最終話脚本を作り上げる木下監督
1位 23話の木下監督全部、特に野亀先生とのシーン」




一人だけ妙に気合入ってランキング形式な上に全部木下監督…… (;´д`)
 オ、オチ要員……!?
と思いきや、るるきゃんはマジで木下監督が好きなんだとか。
「3位の木下監督は最後は自分から牢屋に入っていくところが可愛い、逆に2位はかっこいい木下監督で……」と本気語りでしたw





その流れで、好きな男性キャラの話になったのですが、木村さんは山田さんが、髙野さんはなんと(!?)タローが好きとのこと。




SHIROBAKO設定資料集中の、ムサニの次回作の設定に関して。当初、宮森は木下監督の「限界集落 過疎娘」の方にデスクとして入る設定になっていたのですが、木村さんの山田さん愛が凄いので、最終的には山田さん監督の「ツーピース」の方にデスクとして入る設定になった……といった裏話が披露されました。
個人的には、この話を聞いてる時のるるきゃんの微妙そうな表情が一番ツボでしたがw





髙野さんのタロー愛も中々のものでした。「タローは作中で唯一、何も成長していないキャラなんですよ!!!」と熱弁。「タローは裏表がなくて、平岡でも誰に対してもあの態度っていうのがかっこいいんです。みなさん、タローかっこいいですよね!?」
この無茶振りには振られた会場側が「お、おう……」みたいな空気に……







そうこうしているうちにトークショーの時間は終わり、生アフレコのコーナーへ。
「まんが生朗読」と題して、漫画版(上山高校アニメーション同好会)に声を当てていきました。











自分は漫画版は読んでなくて初見だったのですが、本編ではさらっと流された高校時代にも色々ドラマがあったんだな~ということを感じさせてくれる良い内容でしたね~。木村さんが「神仏混淆七福神」を言えず噛んでたのはまあご愛嬌ということでw 確かに言いにくい……






しかしこの「まんが生朗読」コーナー、1回目は普通に演技したのですが、凄かったのは2周目でした。
なんと全員が、木村さんの出身地である福岡方言(博多弁)で演技することに。
結構シリアスかつ良いシーンのはずなのに博多弁ってだけで笑ってしまう……(凄く面白かったんだけど文字にしても伝わらないのがもどかしい。)
「もはや上山高校っていうよりは、咲-Saki-の新道寺高校の5人組がアニメ作り始めたらこんな感じなんじゃないだろうか…… (;´д`)」と思いながら見てました。




なお、博多弁ネイティブである木村さんいわく、「実際の福岡にはこんなコテコテの博多弁話してる人はいない。なんていうか、村の人みたいな感じ?」「(一番博多弁がたどたどしかった髙野さんを指して)村八分になってる人みたいな感じ」とのことでした。








朗読コーナーの後は、声優さん達はいったん退場して、ここからは「KUROBAKO」コーナーです!ということで、スタッフトークショーに。




インフィニットの永谷P(ナガッチョ)を司会に、上映会イベントにも登場したワーナー・川瀬Pのほか、PAワークスの堀川社長が加わり、ここでしか聞けないようなぶっちゃけ話が展開されました。




ちなみにインフィニットの永谷Pは今回のイベントのメイン仕掛け人であり、また私の敬愛してやまない「天体のメソッド」のイベント(→レポこちら)の企画をされた方でもありますね。いつも素晴らしいイベントをありがとうございます……!!



ちなみにイベント中に何回か触れられていたアスキーのインタビュー記事というのは↓のことかと思います。


『SHIROBAKO』永谷Pの覚悟――「負けはPの責任、勝ちは現場の手柄」

「SHIROBAKOを最後に会社を畳もうと思っていた」――永谷P再起の理由






事前に一般公募した質問からピックアップしたものを3人が答えていく形式でした。
中々際どい質問も多くて、非常に面白い内容だったので、少し詳し目にレポして行きます。






Q1:SHIROBAKOの制作中に「万策尽きた」ことはありますか?


川瀬P「SHIROBAKOではなかったけど、……万策尽きたのは三女の方だね……」
ナガッチョ「発売延期って色々大変なんですよ……」
川瀬P「元々、絶対時間食うだろうと思って1ヶ月遅れのスケジュールを引いてたのに、そこからさらに1ヶ月延期したからね」
堀川社長「あれに関しては、我々の方でも、CGをバンバン使うようなミリタリーものにどれくらいスケジュールがかかるか分かるだけの経験値が足りず、申し訳なかったです。……あれ、でも水島さん(水島努監督)の方は、戦車で分かってたはずなんだけどなあ……(ぼやくように)」
川瀬P「努は絶対しめしめと思ってますよ!」
ナガッチョ「最後は、地を走るものと空を飛ぶものじゃ違うんだ!!みたいな言い訳をしてましたね」


川瀬P「あとSHIROBAKO本編の方でも、当日納品になって、ナガッチョが「あと10分伸ばせる!!」とか電話で交渉してたことはあったね。納品すんの俺なんだけどコノヤローと思って見てたけど」
ナガッチョ「我々プロデューサーがカッコイイとこ見せられるのはそこぐらいなので、かっこつけてみたいんですよ!! あと、年末を挟む2クールアニメだったので、いわゆる年末進行、年明け進行、(中国の)旧正月進行がきつかったですね。毎年のことなんで、「分かってろよ」って話ですが、この業界、良くも悪くも喉元過ぎると熱さ忘れちゃうんですよね。結局、質問へのお答えとしては「万策尽きそうになったことはしょっちゅうあった」になりますかね。」









Q2:みなさんのこだわりのシーンはありますか?


堀川社長「12話の、杉江というベテランアニメーターの下に若いアニメーターの力を結集させて、えくそだすっ!最終話を完成させるシーンですね。こういう「時代を越えて受け継がれていくもの」みたいなものを描きたかったので。」
川瀬P「こだわったといえば、2話とかでムサニ社屋の壁に貼られてるポスターかな……。夜鷹書房のシーンの後ろの広告もそうだけれど、最初に上がってくる案が、パク……お借りした作品に似すぎなんだよ!! 何で俺が「流石にこの色は元ネタに似すぎだからこう変えよう」とか指示しなくちゃならないんだよ!!」
ナガッチョ「こだわりってそういう、法律違反にならないようにしようみたいなこだわりですか!?」
川瀬P「努がPAワークスのスタッフをそそのかしてやらせてるんですよ。PAワークスの人は真面目だから、努に「これくらいなら大丈夫だよ」とか言われると本当に作ってきちゃう。それで後になって努は俺が直してるとこを見ながら「いや~これはまずいですよね~」とか言ってるの!」







Q3:「仁義無きオーディション会議のようなことは本当にあるんですか?」


ナガッチョ「幸いにして私はああいう「政治的キャスティング」というのは経験したことがないですね。私より業界歴の長いお二人はどうですか?」
川瀬P「あれは努が経験したことを再現したらしいけど、俺もあのオジサンと10年来一緒に仕事してるけど俺の知る限りではあんなこと一度もないよ。相当盛ってるんじゃないかな。あの脚本が上がってきたとき、堀川さん絶句してたからね」
堀川社長「オーディションの場面に関しては、たとえば、一人の役が決まると、全体のバランスを見て、後の役は声質が被らない人を当てようとか、そういうこだわりみたいなものをもっと描きたかったんだけどね……」
川瀬P「確かに、オーディション参加してくる人ってみんなうまいですし、うまくてもたまたま他の役の人と声質が被ってたので採用されないとか運めいたところはありますけど、ああいうのは無いですよね。努が過去にちょっと嫌な思いをしたのを相当誇大表現したんじゃないかな」





Q4:「学生ですがドラマや映画のプロデューサーを目指してます。プロデューサーになるには今から何をしておけばいいでしょうか?」


ナガッチョ「我々のライバル志望ってことですか!?じゃあこの質問者会場にいるなら今のうちから潰しておきますか!? ……というのは冗談として、コミュニケーション能力を磨くことだと思います。今はこうやって3人で仲良さそうに話してますが、我々にも初対面の時があった訳で、そういう時に人見知りしてるとチャンスを逃してしまう。プロデューサーならちょっとうっとうしがられるくらいにグイグイ行くくらいで丁度いいのかなと」
堀川社長「前を向く姿勢が大事と思う。SHIROBAKOも、僕の「アニメ業界アニメを作りたい」という思いが結実してできたので」
川瀬P「違うメディアに触れることかな。例えばアニメのPになりたいんだったら別にアニメを見ておく必要はないね」
ナガッチョいやアニメは見ましょう!!(大声)





Q5:SHIROBAKO製作中の水島監督の一番の悪さは何?


ナガッチョ「悪さとは違うかもしれませんが、水島さんの(SHIROBAKO後の)後ろのスケジュールが相当詰まってるってのを聞いた時はヒヤッとしましたね。」
川瀬P「あれ?でも脱獄が入ってるのは言ってたよね?」
ナガッチョ「それは聞いてたんですが、戦車(←多分劇場版のことか)は全く想定の範囲外でしたね……」
堀川社長「水島さんは凄くクールでクレバーな監督なので、「駆け引きをするな」というのをラインPには最初に言ってありましたね。駆け引きをしても必ず負けるから。むしろ、全てオープンにして「あなたが面白いと思うものを作るために全力で協力します」という姿勢で行けと。……そういう姿勢で行ってたら、オーディオコメンタリーでは「堀川さんを丸め込むのは簡単だった」と言われてしまって……(若干キレ気味)」
川瀬P「それ多分最初の発言の時点で既に丸め込まれてますね!」
ナガッチョ「でも一方で凄い素直というか、お客さんに対して真摯なところはありますよね。アニメ監督で、彼くらい売上を気にする人は少ないんです。やっぱり高い円盤を買ってもらえたかどうかというのは、お客さんにどれだけ面白がってもらえたかのバロメーターになると。そう考えてるんです彼は。」







スタッフトークは以上のような感じでした。最後は語りつくせない感じで、続きはSHIROBAKO秋祭りでやろうかという流れで終わりました。全体通じて、その場にいないのに水島監督の存在感が凄かった。良い意味でも悪い意味でもw









スタッフトークの後はお待ちかねのライブパート。
セットリストはこんな感じ



01 Animetic Love Letter
02 プラチナジェット
03 COLORFUL BOX
04 宝箱―TREASURE BOX―





どーなつくいんてっとの衣装がとても可愛かったです。
そして何より席が近かったので臨場感が半端ない。
作品が作品なので最前列近くとはいえヲタ芸を打ったりする輩なんかはおらず、落ち着きつつも盛り上がる感じでとても楽しめました。



欲を言えば劇中歌(あいむそーりーEXODUSとか)も聞きたかったなー。こればかりはキャストが呼べないと駄目なのでしょうがないけど。






ライブパートが終わると楽しかったイベントもフィナーレへ。
最後は一人ひとり挨拶&もう一回会場全員で「どんどんどーなつどーんといこう!」。




キャスト退場後には、スタッフロール映像が流れて終了でした。
イベントでスタッフロールが流れるは初めて見たかもしれないです。SHIROBAKOはアニメ業界アニメなだけあってスタッフも主役、という運営からの熱いメッセージですね。




映像が流れ始めたとき一瞬「2期発表か!?」と思ってテンションMAXになりそうだったのは内緒。でもそう思ったの自分だけじゃないよね(´・ω・`)







総評


SHIROBAKOの真摯な作品内容に相応しく、イベントの方も、キャスト・スタッフの皆さんの「真剣さ」みたいなのがひしひしと伝わってくる良いイベントでした!!
特にスタッフトークなんかは普通のアニメイベントでは中々聞くことができないのでとても新鮮で面白かったです。トークの続きが非常に気になるので秋祭りも行ってみようかしら??(`・ω・´) SHIROBAKO音頭のCD持ってないし、持ってても踊れないだろうけど!!





以上、レポでした!!











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[2015.09.21(Mon) 13:53] アニメTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク SHIROBAKO後半一挙上映会&第三飛行少女隊1話先行上映会レポ 

2015年07月27日 ()


7/25(土)~7/26(日)にかけてオールナイトで行われた、SHIROBAKO後半一挙上映会&第三飛行少女隊先行上映会に行ってきました!


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会場はTOHOシネマズ六本木。22時開演とのことなので20分前くらいに六本木駅に着きますが、流石夜の六本木、オラついた感じのおにーさんや外国人に(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしつつ会場へ。昼間ならよく仕事で行くのですが夜は雰囲気違いますね。
会場は会場でヲタついた感じの人いっぱいでカオス。



スケジュールを確認すると、22時からOPトークショー、その後SHIROBAKO本編13話~16話を上映した後にもう一度トークショー、その後は普通に上映会ですが「第三飛行少女隊」1話先行上映は本編21話と22話の間に挟まる模様。



時間的に2度目のトークショーは0時回ってからなのに声優さん達も出てきてくれることにびっくり。こういうオールナイトイベントって声優さんは来ても最初だけってイメージがあったので。




OPトークショーの面子は、司会:ワーナーの川瀬浩平プロデューサー木村珠莉さん(宮森あおい役)山岡ゆりさん(矢野エリカ役)米澤円さん(佐藤沙羅役)葉山いくみさん(安藤つばき役)




米澤さん葉山さんはSHIROBAKO関係のイベントには初登場とのこと。



最初に川瀬Pが「この後のトークショーではネタバレもあるけれど、SHIROBAKO、今回ここで初めて見るっていう人いる?」とアンケートを取っていたのですが、意外にも数人いることにびっくり。
SHIROBAKO初見を劇場で、かつ三女とセットで見ることができるとか、逆に羨ましい……



各声優のみなさんからの挨拶の後、作品について、役についてのトークなど。





・矢野エリカについて

山岡「元々、タチアナのような高い声の方が得意なので、落ち着いた感じを出すのが難しかったです。宮森の頼れる先輩じゃないといけないのに、同年代のような感じになってしまって」
川瀬P「(水島努)監督も最初「全然先輩感ねえな~」と言ってましたね。悪い意味じゃなく、面白がってね」
米澤葉山「私達後半からアフレコに入っていったので、そんな様子全然想像できないです」
川瀬P「後半は最初の方、あまり出番がなかったけどどうでした?」
山岡「宇都宮から電話するちょっとのシーンしかなくて、役を忘れかけたりしてましたw 兼役結構やってたので現場にはほぼいたんですけれど、結構暇だったりしましたねw」


タチアナの声も山岡さんだったのか…… (;´д`) 初めて知りました。全然イメージが違ったので……
トークショー中でも突っ込まれてましたが、山岡さん、作中のエリカのイメージとは180度違って、何というか、元気で天然な感じの方ですねw







・佐藤沙羅について

米澤「本当に真面目な女子って感じですよね。佐藤さん役をやって以来、真面目キャラのイメージが定着したのか、真面目女子役が回ってくることが多くなりました!今後も真面目キャラで行きたいと思います!」
川瀬P「いやそこはむしろ役の引き出し増やそうよ!珠莉ちゃんなんか今作でめっちゃ引き出し増やされたからね」
木村「熊とか、人形とか、蛙もどき(ベソベソ)とかですね……」



一人3役も4役もこなす(ただし大半は人外)木村さんマジリスペクト (;´д`)







・安藤つばきについて

葉山「新人さんなんだけれど、一方でアニメ知識は豊富なのである種の余裕のある感じも出せるように頑張りました!」
米澤「安藤さんは意外と飄々としてて、逆に佐藤さんの方がドジっ娘なところがあるんだよね」
葉山「こういう元気な感じの役をやるのが初めてだったので新鮮でした!普段幸薄い感じの声とか言われるので……」
川瀬P「監督は、安藤は元気でありながら、幸薄いようなところもあるような声で……という希望だったみたいだね」
葉山「あっ、じゃあ、そこが評価されて……」



元気キャラでも幸の薄い葉山さん……(´・ω・`)







・宮森あおいについて

木村「後半からはデスクになって、先輩という役回りになってるので、佐藤さん安藤さんに優しく指導する感じを表現していくようにしました。新人二人が迷子になったシーンでの演技とかにそれが表れてるかなと思うので見てみてください!」








・第三飛行少女隊について

川瀬P「いや本当、途中で万策尽きてしまってBD発売が1ヶ月延期になってしまって申し訳ありませんでした。その分クオリティには拘ってるので楽しみにしてください!」
一同「出来立てほやほやで私達もまだ出来上がった映像を見てないくらいですが楽しんでください!」
川瀬P「ここにいる4人も出演してますので。でも一番凄かったのは伊藤静ですね。伊藤静無双でしたね」
米澤葉山「キャシー、凄かったです!胸が!ぷるんぷるんしてました!」
川瀬P「まあそっち方面のサービスもありますので。あ、一応言っておくと作中用語でいうところのぷるんぷるんはしてないからねw!?みなさん安心してくださいね!」




色んな意味で第三飛行少女隊への期待が高まりつつ(;´Д`)、OPトークショーはいったんここで終了。
SHIROBAKO13話~16話の上映へと移ります。もう何度も見た内容ではありますが、大きなスクリーンで見るとまた格別ですね。













その後は0時過ぎという遅い時間でありながら、再度のトークショー。この手のイベントで二回もトーク聞けるのは嬉しい!
面子は引き続き登場の川瀬P木村さんに加え、千菅春香さん(坂木しずか役)髙野麻美さん(藤堂美沙役)大和田仁美さん(今井みどり役)
つまるところ、「どーなつくいんてっとの5人-絵麻たそ」の4人ですね……



木村「るるきゃん(佳村はるか、絵麻役)はアイ○ス的なイベントがあって来られませんけれども、こうやって絵麻のキーホルダー持ってきたから!5人一緒!」
川瀬P「それ遺影みたいだからやめろって言ったんだけどなあ~」




るるきゃんはデレマスの城ヶ崎美嘉役もやってて多忙だからね (;´д`)
どうでもいいですが、天メソのこはると絵麻たそが同じ声優さんというのはすぐ気づいたのですが美嘉ねえは言われるまで全く分かりませんでした(一般人並の感想)





冒頭、川瀬Pからは、「問題の14話(オーディション会議の回)はいかがでしたでしょうか?w」と挨拶。
なんでもこの回は監督大暴走で、脚本の横手さんに代わって「俺が書くから。大丈夫だから!」と言って書かれたのが問題のオーディション会議の模様だとか……それにしてもこの監督ノリノリである。





後は声優さんの軽い挨拶などから始まって、各役や作品についてのトークなど。





・坂木しずかについて

川瀬P「本当にしずか関連は「ここまでやるか!?」というようなシナリオだったね。監督が「声優はそんな簡単に役なんか取れちゃいけないんだよ!」というのはしきりに言っていましたが、それにしてもここまで追い詰めなくても、と思ったねw」
千菅「おかげで周りの人から声優の大変さを理解してもらいやすくなったというのはありますw 今は放映から時間も経って、SHIROBAKOという作品を俯瞰的に見れていますが、逆に放映中は内容が切実過ぎて入り込んでしまっていたというのはありますね」
川瀬P「俺、22話(ずかちゃんが発泡酒飲んでやさぐれてた回)放映翌日、別の現場である大物声優さんから「もう止めてあげて!!」って言われたくらいだもんw」
木村「それだけに23話感動しました……!」
川瀬P「珠莉ちゃんにはアフレコ中泣くなよ~って事前に言っておいたのに、当日キャスト表の「千菅春香:しずか役、ルーシー役」ってところを見ただけで泣いてたからね」




木村さんは涙もろいキャラの模様。
まあでも、23話は本当に感動できるシーンなので仕方ない(`・ω・´)
最初の方で軽くアンケートで「23話、宮森と一緒に画面の前で泣いてしまった人は挙手!」というのを客席に聞いていましたが、ほぼ全員手が挙がってたくらいでしたからね。









・藤堂美沙について

川瀬P「彼女は後半に入ってから転職して、とても話的には動かしやすいキャラになりましたね」
髙野「ジェットコースターのシーンのところではひらひらで可愛い服を着てる意外な側面があったり、最後のシーンでは一人だけちゃっかりPCを持ち込んでる彼女らしい側面が見れたり、前半とはまた違う側面が見れると思います」









・今井みどりについて

川瀬P「男社会の中で頑張る女性、というのは彼女のシナリオの一つのテーマだよね」
大和田「平岡から色々言われて凹んでたりもしてたりーちゃんですが、最後はきちんと平岡に対して言い返す、そんな成長する強さも表現できたかなと」
川瀬P「本当いるんだよねこういう平岡みたいな奴……ひねくれてるのに経験だけ積んでて新人の女の子に偉ぶってみたり。後ろから頭引っぱたいてやろうかと思うけどw」










・宮森あおいについて

「最後の大演説が、最後なんですけれど一番大変でした……」
川瀬P「あそこは台本も非常に力が入っていて。脚本の横手さんがまず書いたものを、監督が添削して、堀川さん(制作会社P.A.ワークスの社長)も添削して。何度も何度も修正して最終的にあれが出来上がりましたからね」
木村「私は泣き虫だけれど宮森は泣いちゃいけない、素の自分を最後まで出しちゃいけないと思って、家で何度も練習したんですけれど、結局一度も泣かずに演じきることができなくて
川瀬P一度もできなかったの!?
木村「でも本番では宮森になり切れたのか、泣かずに最後まで演じ切ることができました」
川瀬P「それは凄いね。始まる前は他のみんなで「珠莉ちゃん絶対泣くぞ」って言ってて、でも結局泣かずにやり切ったので凄いって感心してたんだよね」






最後の最後で奇跡が……!!
最後の演説一つ取っても、色んな人の思いが重なって出来ていて、作中でも言われていたとおりアニメがチームワークで出来てることを感じさせてくれる良い内容のトークでした!




トークが終わった後は告知タイムで、BD7巻・8巻の発売情報(川瀬P「8巻も危うく万策尽きるところでした」)、9月のイベントが昼夜二部制になること、そして新イベント「SHIROBAKO音頭を踊ろう!SHIROBAKO秋祭り」が開催されることなどが発表されました。





ってSHIROBAKO音頭ってなんやねん……(´・ω・`)
まあダンスは水島努監督お得意だけれど、既にエンゼル体操というネタのあるSHIROBAKOに重ねてぶち込んでくるとは……
そしてイベントが二部制になってチケット当たりやすくなったのは良いニュースですが、結局作品の人気と比べて会場のキャパが小さすぎるので、BDに付いてくるイベチケを使ってもなお大激戦であることには変わりなさそう。
今回のイベントも告知がかなり直前&オールナイトという厳しい時間帯にもかかわらず満席でしたしね……







そして最後は、「どんどんドーナツどーんと行こう!」の掛け声で締めくくり。このためだけにマイドーナツを持ち込んでいる気合の入ったお客さんも結構いましたw
会場は売店以外の飲食物持込禁止だけど、この場合のドーナツは飲食用じゃなくて儀礼用だから、まあ多少はね?






その後はSHIROBAKO本編を21話まで上映し、ついにお待ち兼ねの「サンジョ」1話先行上映へ!
本編21話というのは、丁度作中で三女1話が完成したタイミングで、宮森たちと同じ気分を味わえるという粋な計らいですね。
ここで上映された1話は本来であれば来週発売のBDに付属する内容につき、ネタバレにはご配慮くださいと公式からアナウンスがあったため、ストーリーのネタバレなしの感想のみとさせていただきます。



・「第三飛行少女隊」第一話感想


なんと言っても空戦シーンがやばい。
めちゃめちゃ戦闘に迫力があります。
劇場版クオリティと言っても差し支えないでしょう。
で、しかも空戦シーンが全体の尺の半分くらいを占めておりボリュームたっぷり味わえます。
元々、「ガールズ&パンツァー」等でミリタリー描写には定評のある水島作品ですからね。
これに時間を割かれて万策尽きてしまったとしても仕方ないかな、と思える本格的空戦です。


一方、日常パートもちゃんとあり、今まで断片的にしか知ることのできなかったキャラクター達の掛け合いが十分に楽しめます。
トークショーで言っていたぷるんぷるんもありましたよ!!!(作画崩壊的な意味ではなく)
(設定上)1話にもかかわらずいきなりサービスシーンをぶっこんできたのには「やるな……!!」と思わず唸ってしまいました。



劇中劇ということで、SHIROBAKO本編で出てきた要素をこのアニメの中に探すのも楽しみの一つです。
オーディションを受けようとするずかちゃんが練習していた台詞なども随所に散りばめられていて、SHIROBAKOファンをにやりとさせてくれます。
他にも木下監督のこだわりだった「飛行機の動きでキャラの感情を表す」といった表現も使われていたり、宮森が朝礼で周知してた目の線の処理もちゃんと入っていたり……
SHIROBAKO本編と見比べてみて、答え合わせ的な楽しみ方もできそうですね。


少し見方を変えると、CGや美術もとても良いですね。
ネタバレになるのであまり詳しく言えませんが、ありあ機と敵機が氷柱的なものの中を飛びぬけて行きながらドッグファイトを行うシーンは本当に幻想的な美しさでした。
唯一不満あるとしたら戦闘機のCGかな?建造物のCGなどと比べ、なんとなくおもちゃっぽいと感じました。
管理人は空ヲタではないので、詳しい人の目から見て実在の戦闘機を再現できてるのか、聞いてみたいものです。
某掲示板の受け売りですが、こういう単発のアニメだと1クールに渡って運用する前提でCG素材を作り込めないので厳しいという事情はあるのでしょう。
ここは是非、下柳さんの本気を見るためにも、本当に1クールアニメとして(ry


最後に音楽も素晴らしいですね。劇伴のオーケストラは本編でも何度も流れていましたが、「三女」中でも最高に熱いシーンで流れてくれて盛り上げてくれます。
本編中で触れられていなかったOPやEDも素晴らしいですね……!!クレジットされていた歌手名はOPEDとも「Liza」さん(現実世界での名前はRitaさん)となっていました。



とこんな感じで、三女の1話だけのためにBD7巻を買っても損ではないくらいに素晴らしい内容でした。
てかこれ本当にTVアニメにしてくれないかしら……



上映会自体は三女の1話の後にラスト3話を上映して終わったのですが、三女を見たことによってより深く内容を楽しめたかな、と。
全プログラム終わったときには朝5時過ぎでしたが、徹夜のハイテンションと奇妙な満足感に包まれて家に帰った管理人でした。





以上です。





あー9月のイベントのチケット、当たってくれよな~頼むよ~(切実)







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[2015.07.27(Mon) 00:03] アニメTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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