さてさて、先日の長崎のレポもまだ書けていない状況ですが、3月13日(日)に「電撃文庫 春の祭典2016」に行ってきましたので、そのレポを先にさくっと書いてしまいたいと思います。
今回のお目当ては主に2つのステージ、劇場版公開(※)の決定した「
アクセル・ワールド」ステージイベントと、オリジナルアニメ「
ガーリッシュナンバー」のキャスト発表イベントでした。
※自分もいまいちよく分かってないんだけど、OVAを劇場で流す訳じゃなくて普通に劇場版ってことでいいんだよね……?事前に応募して当選すれば確実にステージを見れる整理券を入手できるのですが、今回は片方(アクセル・ワールド)しか入手できず。
しかし、ガーリッシュナンバーの方も運よく当日枠で入ることができました!(当日待機列を2本形成→それぞれの待機列の代表者がじゃんけんして勝ったほうの列だけ入れる、みたいな方式。)
【アクセル・ワールド ステージレポ】オープニングトーク→PV上映→劇場版のシーンをスライドで紹介→朗読劇→告知 という流れ。
司会は担当編集の三木一馬氏、出演キャストは黒雪姫役
三澤紗千香さん、タクム役
浅沼晋太郎さん、ニコ役
日高里菜さん。例の騒動以来、三木氏を見るのは結構久しぶりな気がする。
オープニングトークは、アクセル・ワールド関連で動きがあるのは4年ぶりということで、「4年前と何が変わった?」が主な話題。
浅沼さんが「当時は10代だった二人が、もうお酒の飲める年齢になったとはね~」としみじみしていたのが印象的でした。
日高さんは、以前は可愛い役が多かったのが、ニコ役をきっかけに腹黒役が多く回ってくるようになったとのこと。
三沢さんは、他2人いわく4年前と比べて
闇が減ったとのこと。4年前はステージ前にメイクさんと会話することすらできなかったとか…… (;´д`)
そしてPVとともに、劇場版の色んな裏話&新情報が。
・川原礫先生はプロット以上脚本未満のレベルで関わっている。
・サンライズ側がかなり早く動いてくれて、アフレコはだいぶ前に終わっている。
・そのアフレコ時点でもかなりの部分が色つき。現時点で既に完成に近い状態のものが出来ている(劇場版公開は7月)。
どこぞの戦車アニメの監督は見習って欲しい……まあ、あれはあれでギリギリまでクオリティ上げるのが持ち味なんだけれど……・時系列としては帝城脱出後、新生ネガ・ネビュラスが結成した時点のお話。アニメ1期に出てこなかったアーダーメイデンが既に加入している状態。
最後のは特に気になりますねえ…… アーダーメイデン加入してる状態から始まるってことは、鎧編はもうTVではやらないつもりなんでしょうか……?鎧編凄く好きなので是非TVでやって欲しかったんだけど……
ってまあ、そもそもTV2期やってくれるのかが問題ですが(´・ω・`)
次に劇場版のシーンをスライドで紹介していく流れ。
しかし、「メインキャラ揃い踏みです!」と紹介されたにもかかわらず、スライドでは
タクムが写っているのが1枚もなく、最後でようやく
目だけ写るという扱いの悪さw
三木氏「スライドを選んだのはワーナーの中山さんなので……」
浅沼さん「
中山さん、ちょっと後で話しあいましょうか?」
また三木氏いわく、普通のラノベアニメだと登場人物が比較的少ないものも多い中、本作ではネガ・ネビュラスのメンバーのほか「原色の七王」も登場し、非常にアフレコ現場が賑やかだったとのこと。
三木氏「そこらへんはどうでしたか、浅沼さん?」
浅沼さん「僕だけ
別録りだったんですけど……なので
ずっと一人でしたけれど……(キレ気味)」
三木氏「いや、中山さんの台本で浅沼さんに振れって書いてあったので……」
浅沼さん「
ちょっと中山さん後で来て(半ギレ)」
徹底的に不憫キャラにされるタクムには涙を禁じえない(ノД`)
なお、劇場版でもだいたい不憫キャラだとのこと。
その後は朗読劇タイムで、劇場版のシーンをお三方が朗読。
・夏祭りに浴衣に着替える黒雪姫とニコ
・本作の敵「加速世界を覆う謎の黒い雲」について分析するタクム
・最終決戦前の決起集会で演説する黒雪姫
の3シーン。
その後は告知などしてイベント終了。
新情報は少なかったですが、久しぶりのAWのイベントということもあって、AWがキャストやスタッフの皆さんから忘れられていないことを再確認できただけでも非常に嬉しいイベントでした。今から劇場版が楽しみになりますね……!!
【ガーリッシュナンバー ステージレポ】原作者・渡航先生によるオープニングトーク→キャスト発表→キャストトーク→コーナー「やはりアニメ業界は間違っている。」
という流れ。
そう、司会がなんと原作者だったんですよ!最初ステージに登場した時、「製作会社のPか何か?」と思ったらまさかの原作者でびっくりしました…… (;´д`)
しかもプロの司会者顔負けで、会場が常に笑いに包まれるくらいにネタ満載の名司会(迷司会?)っぷりでした。
オープニングトークでは、「ガーリッシュナンバー」について「
心ぴょんぴょんして、
みんなで叶える物語で、
シンデレラストーリーなアイドル声優物語」と紹介。(この時点で既にツッコミどころ満載。)
その後、事前にツイッターで募っていた渡航氏あての質問に答えていく流れだったのですが……
これがまたとんでもない質問ばかり。
↓以下、実際現場で読み上げられたツイート
→渡航先生、ノリノリで、「キャラソン発売どころか
主題歌担当まである」とのこと。イベント後ツイッター上ではOPは小倉唯さんといった誤情報も出回っていたようですが、この回答のとおり
OPは原作者です!みなさん楽しみにしましょう(震え声)
→多忙な生活を送っており、
渡航スケジュール争奪戦が繰り広げられているとのこと。
→渡航先生「誰のことだよ!!って感じですね!!」
※さがら総=「変態王子と笑わない猫。」の原作者。渡航先生とは仲が良いらしい。言うまでもないが、渡航先生もさがら先生も男。
→流石にこれは答えられないでしょ……と渡航先生大困惑w「答えは皆さんの心の中にあるということで」と言って無理やりまとめていました。
※今回は電撃文庫のイベントだが、先生の代表作「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」はガガガ文庫作品
→この質問がスライドに表示された瞬間、場内大爆笑でした。原作者のシャンプー特定してどうするんだ、飲むのか……?(困惑)
先生はちゃんと質問に答えてくれてましたが、あまりに質問自体のインパクト強すぎで回答は失念 (;´д`)
→渡航先生「僕は決して私利私欲で声優さんと結婚したい訳じゃなくて、人に夢を与える職業として、『ラノベ作家になれば声優さんと結婚できる』という夢をみんなに与えたい……そういう
社会的使命感で結婚したいだけだから!!!(力説)」
→会場内拍手w
その後「こんなこと言った後でキャストの方呼びにくいじゃん!!最悪、事務所側から『原作者は別録りでお願いしまーす』ってNG出されるまであり得るよ!!」とセルフツッコミしつつ、お待ちかねのキャスト入場の流れ。
烏丸千歳役:千本木彩花さん
久我山八重役:本渡楓さん
片倉京役:石川由依さんというキャストでした。
私は声優界隈詳しくないので、いずれも存じ上げない方々でしたが、どんな演技を見せてくれるか期待したいところです。
そしてキャストトークを交え、それぞれの演じるキャラの紹介へ。
「烏丸千歳」→主人公。外見は可愛いんだけれども、
クズで腹黒。というか可愛いのだけが救い。
「売れたら即独立して
中間マージンぶっ飛ばしてやるぜ」みたいな鼻歌を歌っているらしい。
「久我山八重」→可愛いんだけれども、
あざとい感じの可愛さ。男性受けは良いが女性からは「チッ!」と舌打ちされそうな感じ。
「片倉京」→事務所の先輩で、サバサバした性格の持ち主。この中では唯一普通の娘?
と一筋縄でいかなさそうなキャラばかりのキャラ紹介でした。
主人公の千歳は、同じQP:flapperキャラデザの「天体のメソッド」の乃々香に似ているかな~?と思ったのですが、中身は腹黒キャラということなので、乃々香とはまた全然違ったキャラになりそうですね。
最後は特別コーナー「やはりアニメ業界は間違っている。」
タイトルロゴ(撮影禁止なのでお見せできないのが残念)が、完全に商標権アウトな感じだった……( ゜Д゜)
名前の通り、アニメ業界の変な部分などを挙げていって語るというコーナーでした。
声優界のダークなところを微妙に垣間見えさせつつも、だんだん「服屋に行くと店員が必ず話しかけてくる」とか、アニメ全く関係ない方向に話が転がっていき終了w
ステージを見ての感想ですが、正直原作者のインパクト強すぎでアニメの中身のことあまり覚えていない……w
といいつつ、原作者のキャラクターからすると、見た目は可愛らしく基本コメディタッチを維持しつつ、業界のダークな部分とかもシニカルに見せていくアイドル声優物語になるのかなーといった印象でした。(原作者本人はひたすら「クリーンで明るい物語です!」と言ってたけど。)
「天体のメソッド」とはまた全然違った感じのQP:flapperキャラが楽しめそうですね。放映が楽しみ。ガルナンはいいぞ!
【展示ブースレポ】2つのステージの合間の時間を使って、ベルサール秋葉原2階の展示ブースも見てきました。
とはいっても、今回はゲームの試遊台や女性向けのコーナーが多くて、私のような普通のアニヲタが見て楽しめるものはあんまり無いように感じました。
「この美術部には問題がある」アニメ化!
「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」アニメ化!
「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」アニメ化!
この日は「ネトゲ嫁」「アルデラミン」のショッパーを本当に良く見かけましたね~。一見ヲタっぽくない普通のオバちゃんまで持ってたり。
展示ブースで女性向けコーナーを広げてみたり、既存作品より新規アニメ化作品に力を入れてみたり、アスキー・メディアワークス側も客層開拓と新たな看板作品探しに必死ってことなんですかねー。
そういえば、各ステージ前に流れるPVも、ヲタクと中高生向けの「電撃文庫」作品ではなく、サブカル層や女性向けの「メディアワークス文庫」作品のものが多かったです。
電撃文庫も「SAO」「劣等生」以来大ヒットには恵まれないですし、新たな展開を模索している時期なのかもしれませんね。
以上、レポでした。
おまけ:電撃まったく関係ないけど、秋葉原アトレ×DimensionWコラボも見てきたのでこっそりと画像ぺたり。
DimensionW面白いよ?あんまり知名度がないっぽいのが残念だけれど、個人的には今期見てるアニメの中で一番面白い。
見ていない人は是非見よう。
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