げっちゅ屋の商品紹介によればこんな本だそうです。
多くの人々を魅了する、かくも素晴らしき響「おっぱい」。小さいには、小さいなりの魅力がある!
前作「おっぱい道」は漫画家・原画家・イラストレーターなどの多くの作家から、「おっぱいを描くこだわり」を徹底的に追及した一冊でした。
そしてその第二弾となるのが、この「ちっぱい道」。
おっぱいを描くことへのこだわり、質感の追究など、おっぱいへの思いをイラストとともに表現するこだわりは前回ど同様に、今回は「小さいおっぱいへの思い」を詰め込んだ一冊になっています。
小さいからこそ、シチュエーションにこだわりたい、質感にこだわりたい、キャラクターの表情にこだわりたい……そんな思いは人それぞれ。
そのこだわりが巨乳とは違う、微乳の美しさを生み出します。
そんなこだわり、美しさを思い切り堪能できる、まさに新世紀の「おっぱい本」です!あ、ちなみに管理人は前作の「おっぱい道」は買ってないです…
自分はどちらかというと貧乳とかロリの方が好きというくらいで、別に巨乳もイケる人なのですが、なんかネットにあがってるレビューとかの画像を見る限り、巨乳というより奇乳のレベルの絵が多そうな感じでイマイチ萌えなかったもので。。
ちなみにメロンブックスで買ったところ、特典でイラストカードがついてきました。
たかみち氏の表紙絵のスク水ver.ですね。
早速中身ですが、こんな感じで左のページにイラスト、右のページに絵師さんのインタビューという構成になってました。
(サムネイルクリックで拡大します)
一応これ、18禁マーク付いてない一般レギュレーションの画集のはずなんですが、このように普通に乳首全開な絵も…
というか、改めて見ると、27人の絵師さんのうち乳首ありのイラストを描いているのが27人…つまるところ
乳首率100%でした。ええ。
一迅社様は読者のニーズが分かってらっしゃいますね…!!
素晴らしいです。
この手の一般レギュレーションのちょいエロ画集って非エロのイラストも少しは混ざってるのが普通なだけに、だいぶ攻めていらっしゃいますね。
ちなみに最後の方は↓のように、「ちっぱいマエストロインタビュー」と題したインタビューだけのページが続くのですが…
このページはシルキーズプラスのグラフィッカー、岡田亮氏のインタビューページなのですが…
さりげなく「なないろリンカネーション」の、性器まで見えてる本番シーンのCGが載ってしまっておるけど本当に大丈夫なのか…!?
桜田門組の偉い人たちの不興を買わないよう程ほどにね!
ちなみにインタビューの内容自体も中々面白かったですよ。エロゲーにおける塗りの工程や技術の話など、そしてその技術を生かしてどうやって魅力的に見えるようヒロインの肌(ちっぱい)を塗っていくか…という、エロの話ではあるんだけど一方でめちゃくちゃ真面目というか、読み応えのある内容でした。
いわく、
・「巨乳よりも貧乳の方が光加減が微妙なので塗るのが難しい。なので、
ちっぱいの塗りは技術の高い人に振るようにしている」
・「継ぎ足し続けてきた秘伝のタレのように、それまでの作品で塗ってきた
乳首のライブラリーを持っていて、作品に最適な乳首にカスタマイズしている」
・「
乳首はショートケーキの苺のようなものなので塗るのは最後にとっておく」
・「苺に飴を塗ってつややかに見せるように、乳首も敢えてリアルにではなくテカテカに塗っている。そういう
「夢を与える乳首」の方が最終的に様々なユーザーに喜んでもらえると思っている」
う~ん、マエストロの名に恥じない巨匠っぷり。
読むと、原画家の裏で隠れがちなグラフィッカーさん達の、こだわりっぷりと縁の下の力持ちっぷりが伝わってきます。
みんな、エロゲーで抜く時はグラフィッカーの皆さんにも感謝しながら抜きましょう ( ̄人 ̄)
ちなみにインタビューページは他に空中幼彩氏、佐々原憂樹氏、水島空彦氏が登場しておりそれぞれに面白い内容なので興味の有る方は是非購入を。
さて、本題に戻して絵の方の話をすると、2200円の画集で絵師27人イラスト27枚と言うのは、他の画集の類と比べて少しコスパ悪いかなあ…という気もしつつ、中身はかなり濃かったと思うので満足です。なにせ
乳首率100%だしね。
個人的お気に入りはこのへん。
小宮裕太先生の紐ビキニメイド娘。
「「にへへっ」って笑い声を発しそうな妹系のメイドさんです」
めいと先生の、朝起こしに来てくれる下着姿メイド娘(?)
「ちっぱいから肋骨、おなかへのラインが大好きなので、強調する感じにしてみました!」
さっち先生の貧乳ブルマ娘。
「ちっぱいと二人きりの体育倉庫という想像を掻き立てるシチュエーションと、可愛く見える脱ぐ格好を意識しました。」
なお、個人的ベストちっぱいだったのがこちら。
100円ロッカー先生の、巨乳に憧れる金髪裸ワイシャツ娘。
「小さい胸を気にして無理やり谷間を作ろうとしても、谷間ができない女の子の悲しい表情です。」
全体的にやはり貧乳に定評のある絵師さんが多いかなあ…と思ってたら個人的には巨乳漫画家のイメージだったぼっしぃさんなんかも参加しててちょっとびっくり。
氏に限らず「仕事では「大きい胸」と指定を受けることが多い」的なコメントをしている絵師さんも多かったり。やはり世間のトレンドは巨乳なのか(嘆)
以上がだいたいの内容です。
ボリューム感は少し物足りないかなあという気はしつつも(胸じゃなくて本のボリュームの話よ、念のため)、密度は非常に濃かったので、上に貼った絵にビビっとくるようでしたら買って損することは決してないと思います。
是非一迅社には続編を検討していただきたいですね。
ではでは。
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